比留木 謙司(ヒルキケンジ|ひるきけんじ|Kenji Hilke|ヒルキ謙司)オフィシャルサイト

Column

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ぼくらの支え
ずっと書きたかった事がやっと書ける。


今回はブースターのお話。

ある日の試合終了後の事。

試合が終わり、ロッカーに戻りミーティングを終え着替えを済ます。

試合を振り返るためにイメージのしやすいコートサイドに行きコートをじっと見つめる。

儀式と言っては大袈裟かもしれないが、まー自分のルーティーンの様なものである。

コートを見つめてしばらくして、視界の端に広い会場を行ったり来たりする人影に気がついた。
注意して見ていると何やら小さな女の子だった。
小学生ぐらいだろうか、一階席の一番下から二階席の上の方、ゴール裏まで行ったり来たりしている。

何をしているのかと思えば、お客さんが忘れていったゴミをひとつ見つけては会場の一番下までおりてきてゴミ袋に入れ、トコトコっとまた上の方まで走ってゴミを見つけて処分しての繰り返しをしていた。

子供だから、エネルギーが無尽蔵にあるとは言え、

「えらいなぁー」

と感心してしまった。
興味が出たのでお礼を言おうと思って声をかけてみた。

「片付け手伝ってくれてありがとうね。」僕が話しかけると、

「いいの、グラウジーズが好きだから」


と答えてくれた。

もう涙が出そうになってしまった。


チームは今とんでもない連敗中。リーグでも下から二番目の成績。個人的にも自分のプレーに納得できずに葛藤、苦悩の多い日々が続いている。

でもこの小さなブースターのみゆちゃんにはそんな事関係なかった。

ただグラウジーズが好きだからって言ってくれた。

彼女はそこまで深い意味を持って言ったわけじゃないかもしれない、言った本人もきっと覚えてないかもしれない。


でも、嬉しかった。


やはり子供の輝いてる目や純粋な心は何物にも代えがたい力があるように思えた。

この世界に入ってきて、華やかな舞台の裏側で辛い思いもしたし、色んな物を犠牲にした。

だけど、

子供達の笑顔に勝てるものはない。

そう再認識させられた日でした。
比留木 謙司
2009/04/15 13:37
今回の埼玉戦、またもや連敗を止める事ができなかった。

本当に悔しいが前を向いてやるしかない。きっかけやチャンスはいつだって突然来たり、不意に作れたりするものだからそれを上手に活かす準備をし続けるしかない。
プライドを持って。
今自分のいる状況に言い訳せずに。

やるしかない。


今回の遠征は負けはしたが、自分なりに収穫もあった。
長らくアメリカにいたり、地方にいて会えてなかった家族に会う事ができた。

四年ぶりに実家のご飯を食べてお風呂に入り、テレビを見ながら兄弟達と下らない事を話す。
たったこれだけで本当に心が洗われた。
最近は結果の出ないチーム状況や結果が出せない自分にもどかしい思いを抱いていただけに家族と一緒にいる時間を持つ事で救われた。

学生時代、体が弱かった自分、精神的に未熟だった自分がバスケットを続けてこれたのは間違いなく家族の支えがあったから。

どんなに自分がどん底にいようと何も言わず、後押しし、自分を支えてくれた。

その家族の前でプロのプレイヤーとしてコートに立てる事は本当に幸せだった。

まだまだ自分のバスケットに満足も納得もしてないけれど、
みんながいたから俺がこの場にいる。
ここまで来れた。
まだまだ先は長い。楽しくない時もあるだろう。

でも大丈夫。

みんながいるから。
比留木 謙司
2009/04/06 09:41
プロとしてのモチベーション
負けることに慣れることはない。

試合に出ない悔しさがなくなることもない。

少なくても自分にはない。


今、自分のバスケット人生の中で一番の連敗を経験している。(所属する富山グラウジーズは現在9連敗中)
耐えがたい。ホントに嫌気がさす。そして恥ずかしい。


試合終了後、負けるといつもやることがあるのだが、

コートに戻って目を閉じる。
試合を思い出す。
自分のできなかったプレイ、悪かったプレイを振り返る。

自分に対する、イライラや悔しさを呼び起こし自分に留める。
最高に気分が悪いが、負ける事に慣れたくない。悔しさを忘れたくない。

シーズン52試合、負けていい試合など一つもない。

それがプロ。

長いシーズンが終盤に差し掛かって、怪我の選手、家族、恋人に会いたい選手、スランプの選手、大切な人間が病気の選手。それぞれいるだろう。

でも、モチベーションを高く持ち続ける。コンディションを保ち続ける。

それがプロとして一番大事だと悟った週末だった。
比留木 謙司
2009/03/23 19:11
やっとウェブサイトできました!
これからはよりリアルでクローズアップされた自分の生活を色々載せられるかなと。

って言っても思ったことをありったけの偏見をまじえていけんしてみたり、自分が感動した事などをピックアップできればと思っています。

ちゃんと継続してやるか自分で不安だが…。なにぶん面倒くさがりなもんで。

とりあえずは壊れているデジカメを直して写真をアップすることからのスタートだな。

そんな調子だけど、よろしくです。

あーー、富山は極寒。。。
比留木 謙司
2009/03/06 23:28

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